小林しょう子通信  No.45
                       平成14年4月発行
    ● 平成14年3月 第1回定例議会一般質問から


     「水資源の循環について」
    小林 古賀市では、生活排水を処理するために、昭和41年度に
        事業認可を受け、公共下水道事業をはじめています。

        また、既に合併処理浄化槽設置に取り組み、,農業集落排水
        事業もスタートしました。
        この農業集落排水事業は地域ごとに順次取り組まれていく
        予定ですが、ただちに該当地域を網羅することは出来ません。
        完了までには年月を要します。
        最近ではこれらの外に高度処理した下水道処理水の活用が
        注目されています。
        その用途は、トイレ洗浄水・散水用水・空調機用水・工業用水
        ・農業用水・公園の修景用水・河川の環流用水として各地で
        利用されています。

        宗像市では,高度処理水を釣川に放流し、放流口の600メートル
        下流に上水道の大井ダムへの取水口が、さらに3.4q下流
        には宗像地区水道企業団の吉田・多礼ダムへの取水口があ
        り水は循環しています。
                     

        粕屋町の水循環・再生下水道モデル事業は平成12年4月1日
        供用開始されています。

        いっぽう、古賀市では終末処理場から毎日一万五千トンの処理
        水が放流されています。
        この尊い水資源を有効利用するお考えはありませんか。


    市長 農業集落排水事業小山田地区処理水一部を農業用ため
        池に環流します。
        公共下水道の高度処理水の再利用については、上水道の
        需給計画、中水道の採算性、古賀市上水道水源が下流に
        ある特性も十分考慮しつつ今後の検討課題とします。

 
   小林 新世代下水道支援事業制度を活用しては如何か。
    市長 総合的に検討したい。

    
 ● 文教厚生委員会〜視察4月8日
       いきいきセンター“ゆい”4月12日オープン
                      
     介護予防デイサービス…介護保険の対象とならない
     おおむね60歳以上の方や、介護保険で定める15の特
     定疾病を有する40歳以上の方が、センターでの活動を
     楽しみながら,生活能力を高め、要介護状態にならない
     よう支援する。

     生きがい活動支援サービス…積極的に介護予防支
     援活動に参加して社会や地域に貢献をしたい方に、自主
     ・自立のボランティアとして参画していただく。

     ショートステイ・グループリビングサービス…家族の
     疾病、冠婚葬祭等の社会的理由や、家族の休養及び
     旅行等の私的理由により、高齢者が一時的に自立した
     在宅での生活が困難なときに施設を利用していただく。
     この他にも、高齢者による子育て支援や、世代間交流
     教室も実施される予定です。
     前庭の家庭菜園には,夏野菜が植えられています。
     
         利用料金は1日500円(昼食代込み)
     

       サポーター(生きがい活動支援サービスボランティア)“さくら”
      
グループによる絵本の読み聞かせの様子。
       童心にかえってほっとするひととき。


   
 ●第8回ゴミサミット開催・・そぴあしんぐうにて
                 2月7日13時より
      例年2月に、宗像市・古賀市・福間町・津屋崎町・玄海町・
      新宮町の首長、環境行政職員にも出席をお願いしての住
      民主導のサミットを開催しています。
      今年は開催地の中野昌昭新宮町長挨拶の後、生ゴミ処理
      ・肥料化についての研修をしました。